14年前 女子生徒に性的暴行 中学校元校長に9日判決へ 東京地裁
2024年12月8日 7時43分
中学校の元校長が14年前、教え子の女子生徒に性的暴行をしてけがをさせた罪などに問われている裁判の判決が、9日に東京地方裁判所で言い渡されます。裁判では、元生徒2人が10年以上前に性被害を繰り返し受けたと証言し、誰にも相談できなかった事情を語りました。
中学校の校舎で続いた部活顧問からの性被害 なぜ見過ごされた
東京 練馬区の区立中学校の校長だった北村比左嘉被告(57)は、
▽14年前の2010年、校舎内で教え子の当時14歳のAさんに性的暴行をしてけがをさせ、
▽その様子や、別の女子生徒のBさんへの性的行為を記録したビデオカメラを校長室に保管した罪に問われています。
裁判で元校長側は性的暴行について、「受け入れられていると認識していた。女子生徒は断ることもできた」と無罪を主張しています。
一方、元生徒2人は10年以上前、当時、部活動の顧問だった元校長から繰り返し性被害を受けたと証言しました。
このうち、Aさんは「教師は絶対的な存在で、抵抗することが怖かった。内申点が下がるのが不安で退部もできなかった。卒業後は、なかったことにしたかった」などと、周りに相談できなかった事情を語りました。
検察は懲役10年を求刑していて、判決は9日午後3時、東京地方裁判所で言い渡されます。
NHK NEWS WEBより、
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