わいせつ行為の医師の行政処分、基準づくり不調…厚労省審議会の議論打ち切りに
2024/09/15 05:00
患者と性的関係を持ったり、わいせつ行為をしたりした医師の行政処分の基準づくりが宙に浮いている。職権を乱用した性行為の禁止を目指した厚生労働省の審議会の議論が今夏、結論が出ないまま打ち切られた。専門家は「医療界の信頼に関わる。臨機応変に処分できる仕組みが必要だ」と指摘する。(都梅真梨子)
被害患者、泣き寝入り
娘の遺品の名刺入れなどを手に、わいせつな医師への厳しい処分を求める看護師の女性(8月、鹿児島市で)
「あの男には二度と医師と名乗ってほしくない」。一人娘を失った鹿児島県の看護師の女性(66)は、語気を強める。精神保健福祉士として、県内の精神科クリニックに勤めていた長女が命を絶ったのは2016年8月。32歳だった。
新聞オンラインより、
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